2014年09月17日
ネイチャークラフト体験のお知らせ
来る10月11・12・18・18日に、夕張市滝の上公園でネイチャークラフト体験を行う事になりました。
秋の紅葉の時季をご一緒にお楽しみください。

秋の紅葉の時季をご一緒にお楽しみください。

Posted by 北海道自然体験活動サポートセンター at
14:20
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2014年09月06日
ふくしまキッズ、無事終了!
今年の夏も、北海道の子供たち11名と、ふくしまのこどもたち32名の活動を無事に終える事ができました。
詳細は http://yubari.naturum.ne.jp をご覧ください。
今回のプログラムの特徴は以下の通りでした。全てが満足度100%ではありませんが、かなり意味のある活動になったのではないかとうれしく思っています。
★どさんこキッズとふくしまキッズのお友達づくり
→「福島の現実を学ぶ」ことはとても大切ですが、いろいろな情報に接するだけでなく、「福島に大切な人がいる」という気持ちが重要だと思います。福島に友達がいれば、見過ごせない現実を注視するようになってくれるかもしれません。また、福島のこどもたちにとっても、「北海道には僕たちのことを気にしてくれる友達がいる」ということは小さいかもしれませんが気持ちの支えになるのではないでしょうか。そういった事をねがっての交流企画でした。
★食べる事から考えるライフスタイルの見直し
→今回のプログラムには、以下の事が盛り込まれていました。
・農家での収穫体験(悪天候で中止)、箱根牧場での搾乳体験とそこで屠殺した牛肉でのソーセージ作り、カイワレ大根の栽培、毎日の夕食の自炊、献立作りと買い物を含む自炊、災害時にも使える水の節約(洗わずに使える皿とスプーンの作成と使用。最終的にはゴミにせずにエネルギーとして活用)、お菓子の包装紙での袋作り...
これらの事を通して、「食べ物は命をいただいている」「見えない誰かの手を経て食卓がなりたっている」「自分の日常は見えない誰かや他の命とつながっている」「てまひま(労働)を無駄にしない事が自然とエネルギーの節約につながる」ということを感じてもらえたら、ということでこれらの活動の順番と流れを考えてのプログラムとしました。
★自己管理
手洗い・うがい・熱中症対策・荷物、などについて、ただ注意喚起するだけでなく、やり方や経口補水液づくりの方法を教える等して、今後も自分たちで気をつける事ができるようにと配慮しました。
★集団活動
こどもの成長は集団活動で促される部分が多々あります。自由にのびのびとさせることも大切な事ですが、学びは関係性において獲得されて深まるもの。人間関係に関する“力”もさることながら、“学力”のような知識的な“力”も仲間とのさまざまな関係のなかで学ばれていく事が指摘されています。そして、集団の中で学ばれた事祖、個人のレベルで深めるのは自由な時間の遊びや思索です。何をやってもいい時間で、こどもたちは自分の興味を追究しながら深めていくとされています。ゆうばりコースでは、班活動や全体活動の場面と自由な個人の活動時間を組み合わせる事で、そういった時間を持ってもらえるように配慮しています。
★自然を“満喫する”
「雨が降ったら中止」「寒いので室内で遊ぶ」といったことが日常では多くなってきていると思います。ふくしまキッズたちは、別な理由で自然を満喫できない状況におかれてもいるでしょう。ゆうばりコースでは、雨の日も雪の日も外遊びをふくめた自然体験活動を取り入れています。それが、自然を“満喫する“という事だと思います。気持ちが良さそうな事だけを体験するだけでは自然を理解する事はできません。一見「マイナス体験かな?」と思うような事の中にも気づきがあったり、そのおかげで別の体験のインパクトが高まることもあります。安全管理を第一に、しかし、自然を満喫できるようにと考えて実施してみた活動でした。
詳細は http://yubari.naturum.ne.jp をご覧ください。
今回のプログラムの特徴は以下の通りでした。全てが満足度100%ではありませんが、かなり意味のある活動になったのではないかとうれしく思っています。
★どさんこキッズとふくしまキッズのお友達づくり
→「福島の現実を学ぶ」ことはとても大切ですが、いろいろな情報に接するだけでなく、「福島に大切な人がいる」という気持ちが重要だと思います。福島に友達がいれば、見過ごせない現実を注視するようになってくれるかもしれません。また、福島のこどもたちにとっても、「北海道には僕たちのことを気にしてくれる友達がいる」ということは小さいかもしれませんが気持ちの支えになるのではないでしょうか。そういった事をねがっての交流企画でした。
★食べる事から考えるライフスタイルの見直し
→今回のプログラムには、以下の事が盛り込まれていました。
・農家での収穫体験(悪天候で中止)、箱根牧場での搾乳体験とそこで屠殺した牛肉でのソーセージ作り、カイワレ大根の栽培、毎日の夕食の自炊、献立作りと買い物を含む自炊、災害時にも使える水の節約(洗わずに使える皿とスプーンの作成と使用。最終的にはゴミにせずにエネルギーとして活用)、お菓子の包装紙での袋作り...
これらの事を通して、「食べ物は命をいただいている」「見えない誰かの手を経て食卓がなりたっている」「自分の日常は見えない誰かや他の命とつながっている」「てまひま(労働)を無駄にしない事が自然とエネルギーの節約につながる」ということを感じてもらえたら、ということでこれらの活動の順番と流れを考えてのプログラムとしました。
★自己管理
手洗い・うがい・熱中症対策・荷物、などについて、ただ注意喚起するだけでなく、やり方や経口補水液づくりの方法を教える等して、今後も自分たちで気をつける事ができるようにと配慮しました。
★集団活動
こどもの成長は集団活動で促される部分が多々あります。自由にのびのびとさせることも大切な事ですが、学びは関係性において獲得されて深まるもの。人間関係に関する“力”もさることながら、“学力”のような知識的な“力”も仲間とのさまざまな関係のなかで学ばれていく事が指摘されています。そして、集団の中で学ばれた事祖、個人のレベルで深めるのは自由な時間の遊びや思索です。何をやってもいい時間で、こどもたちは自分の興味を追究しながら深めていくとされています。ゆうばりコースでは、班活動や全体活動の場面と自由な個人の活動時間を組み合わせる事で、そういった時間を持ってもらえるように配慮しています。
★自然を“満喫する”
「雨が降ったら中止」「寒いので室内で遊ぶ」といったことが日常では多くなってきていると思います。ふくしまキッズたちは、別な理由で自然を満喫できない状況におかれてもいるでしょう。ゆうばりコースでは、雨の日も雪の日も外遊びをふくめた自然体験活動を取り入れています。それが、自然を“満喫する“という事だと思います。気持ちが良さそうな事だけを体験するだけでは自然を理解する事はできません。一見「マイナス体験かな?」と思うような事の中にも気づきがあったり、そのおかげで別の体験のインパクトが高まることもあります。安全管理を第一に、しかし、自然を満喫できるようにと考えて実施してみた活動でした。
Posted by 北海道自然体験活動サポートセンター at
10:24
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